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美容師の資格試験概要

美容師国家資格とは

美容師国家資格は、美容師としてサロンに就職するには必須の資格です。
また、美容師以外のエステティシャン等の美容系に分類される仕事に就職する際にも取得しておくことでプラスになります。
カットなどの技術の他に、衛生面や理科系の知識も問われるため、平均合格率は高いものの対策は必須です。

実際に、学校新卒の受験率が高い春季の合格率は毎年90%近くなのに対し、秋季に実施される試験では50%前後と大きく落ち込みます。
これは誰でも簡単に受かる試験ではないものの、しっかりと対策をすればそれほど難易度の高い試験ではないということです。(他の難関国家資格は合格率10%を切るケースもあることから)
美容師を目指すための専門学校等は基本的に試験対策が主となるため合格率100%も珍しくはありません。
まずはどちらかと言えば簡単とされる筆記で思わぬ点数を取らないように、繰り返し過去問を解いて身につけることが重要です。

美容師国家資格の取得方法

美容師国家資格を取得するにはまず受験資格を得るため、美容師養成施設に進学し、無事に卒業する必要があります。
美容師養成施設とは専門学校のことで、2年間のカリキュラムを修めることが一般的です。
通信課程でも受験資格を得ることは可能ですが、単位の関係上3年間の受講が必要となることが多いです。

国家試験は年に2回、春季と秋季に筆記と実技でそれぞれ行われています。
筆記試験は3月と9月、実技試験は2月と8月の実施です。専門学校では卒業年の春季に受験することとなります。
春季の方が合格率が高くなるのはそのためです。学びたての知識で受験できる方が有利となります。

美容師国家試験の概要

筆記試験は得点式ですが、実技試験は減点式です。
筆記試験では以下の科目より出題されます。

①関係法規・制度
②衛生管理(公衆衛生・環境衛生、感染症、衛生管理技術)
③美容保険(人体の構造及び機能、皮膚科学)
④美容の物理・科学
⑤美容理論

実技試験はカッティングやワインディングの技術が見られますが、同時に動的審査、静的審査、確認的審査というものも行われます。
これは衛生面や身だしなみ、私用する道具の状態等を審査します。
大分類で衛生分野に属する美容師の仕事において、衛生面のケアは常に必須ということですね。

なお受験には実技試験と筆記試験どちらも受験する場合は25,000円、どちらかの場合は半額12,500円となります。
これは1度目の試験で不合格となってしまった場合、筆記か実技合格した方は次回の試験で免除となるためです。
そのため2回に分けでそれぞれに集中して試験対策することも可能ではありますが、一発合格が十分狙える難易度なので、対策を怠らずにチャレンジしましょう。

資格取得後は

美容師国家資格を取得したら就職することになるかと思いますが、一般的には各地にある美容サロンで美容師として働くことになるかと思います。
就職したては専門学校で即戦力レベルまで技術を身につけていたとしても、美容院ごとの決まりや作法等もありますし、実際のお客さんを取るまではアシスタントとして働くのが普通です。
またお客さんが付くようになってもサロンによってはランクが異なり、担当が増えるほど収入が上がるような歩合制に近い給与形態のところが多いようです。

美容師サロンでは美容師国家資格がなくてもアシスタントとして働き始めるることが出来る場合もあります。
そうしたところで在学中からアルバイトをしておくことで、資格取得後スムーズにステップアップできる場合もあります。

技術や知名度が上がれば独立も視野に入れられます。
今は美容師の受験者数は横ばいながらサロンの数は年々増えています。
これはSNS等で様々な店に注目が集まるようになり、独立してもネームバリューで安定した収入を狙えることも追い風になっています。
しかし一方で競争が激しい業界であるとも言えるため、技術+αの要素も工夫しておくことで、トップスタイリストとしての地位を確立する助けになるかもしれません。