設問 ロールズ(Rawls, J.)が論じた「正義」に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。 ① 成員の快楽の総和を最大化する社会が,最も望ましいと論じた。 ② 社会で最も不遇な人の最大の便益となるように,資源配分の是正が行われるべきであると論じた。 ③ 諸個人に対する平等な基本的自由の実現が不可能であることを前提に,正義を論じた ④ 「無知のヴェール」に包まれた個人を想定した議論では,功利主義的な社会が構想されることになると論じた。